第0節 Tera計算0のフロー

Tera計算0は出荷データを加工するソフト
Tera計算1及びTera計算2で使用頻度の多い計算部分を事前に計算してAccess「T200」テーブルを作成するソフト。

1.出荷データをケース出荷とバラ出荷に分離する。
2.バラ数をケース数・PL数・容積・重量に換算したデータを作成。
3.出荷先集計・アイテム集計し、出荷先ランク・アイテムランクを作成。

4.それらをまとめた「T200」と言うデータを作成する。
     「T200」の詳細は別途説明する。

その手順は左記フロー図参照

昔「28の原則」と言う言葉が有った、
2割のアイテムから8割の物量が出荷されるという意味で、
管理が行き届かない
3040年前は死蔵在庫(デットストック)も保管されており、ほぼその割合であった。

現在は、情報も早く正確なので低流動の商品は早めに在庫を少なくする対策が取られるため、20%のアイテムで50%物量、30%のアイテム数で
65~70%なっている。
この高流動アイテムと低流動アイテム、又は高流動出荷先と低流動出荷先を区分集計し、機器設備や作業運用をうまく割付ることにより、効率の良い配送センターが作られる。

Tera計算0は上記説明の高流動から低流動いたる商品をグループ化するソフトでもある。

第2章 Tera計算0 出荷データ加工