物流スペース面積は出荷スペース面積・入荷スペース面積・出荷作業スペース面積・保管スペース・事務所_福利厚生面積を別々に集計している。 これらの面積は作業をしていない時間帯や作業運用の工夫によりスペースを共有して使用できる。
共有し物流スペース面積を削減できるスペースは入荷とケース仕分け。
また、上記計算に追加しなければならないスペースは資材・副資材置き場とメイン通路がある。
第2項 入荷スペース共有
通常、入荷は出荷前の午前中に物量が集中する。 午前中の入荷物量60%で出荷スペースが入荷スペースとして100%使用できれば、入荷スペースの負荷は60
%減少することになる。面積計算には他の計算要素もあるので単純に60%削減と言うわけにはいかないが減ることは確かである。
Tera設定ではスペース計算組み込んでいないが検討頂きたい。 |
ケース仕分けは作業運用として、保管スペースからの蔵出し仕分けと連続したの作業が想定される。 ケース出荷は物量が多く仕分け作業前の出荷スペースは空いている、メイン通路の一部は使用頻度が少ない、保管スペースの一部に使用頻度の少ない荷役通路がある、保管スペースから出荷スペースの導線上にあれば仕分けスパースが分散しても作業効率は落ちない等。仕分けスペースと他スペースの共有しうる要素がある。
Tera設定ではスペース計算組み込んでいないが検討頂きたい。
出荷用段ボールやその梱包用テーブ、未使用の送り状・各種帳票類が対象となる。
出荷用段ボールの保管比率が多きため、段ボール出荷量(バラ出荷に使用)が面積を決める要素となる。 Tera設定では保管スペースに商品が1000PL保管されていたら20PL(保管スペースPL数*2%)としている。
第5項 メイン通路設定
入荷スペースと保管スペースが隣接していいない場合、保管スペースと出荷作業スペースが隣接していない場合、搬送通路が必要となる。
Tera設定では配送センターの4m*横方向寸法を計算しているが、目安としては前記計算の50%と考える。
物流スペース最終調整とメイン通路を加味した物流スペース集計は建屋仕様設定の基礎数値として使用。
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