第2節 自動計算 規模計算用データ加工

 第4章 Tera計算2_配送センター規模計算
Tera計算0でデータ加工し、何故さらにTera計算2でデータ加工するか。

Tera計算0のデータ加工はTera計算1のための加工、ピーク物量集計を主眼に置いている。
従って最大出荷日の機器の必要入出庫能力や作業量負荷を見る。

一方、Tera計算2のでデータ加工は必要保管規模を集計する。従って全出荷日物量の平均を
採用している。

所見:
実は、Tera計算0のデータ加工の段階でTera計算2用の加工は済んでいる。
Tera計算2のデータ加工は、Tera計算0のデータ加工により作成したAccess「T200」テーブルの
GPLEランク・GPLIランクに基づいて集計している。

Tera計算1は最大出荷日の計算、Tera計算2は全出荷データの平均の計算と理解する。
Terak計算2データ加工画面

Tera計算2のランク設定キーはPL換算を採用している。
これは配送センターの面積比率が大きい保管スペースのパレット保管に着目しているため。

元となるデータは「T200」から得ているが、計算データは全出荷の平均を採用(Tera設定)している。

その理由は
2点。
1.特定の出荷日を採用するとその出荷日に出荷していないアイテムが計算から漏れてしまう。

2.出荷の多い出荷日を採用すると配送センター規模が必要以上に大きくなる、平均より多い出荷日は安全在庫で補える。


Tera
設定で全体データの平均を採用しているが、出荷日指定も計算できるのでTera設定を変更して規模の違いを検証いただきたい。
他の章でも書いているがケース出荷とバラ出荷を区分して別々に計算している。

これらのデータはバラ数とケース換算・PL換算・容積換算・重量換算を含んでる、これらのAccessデータを利用してTera計算以外の計算を試していただけるようテーブルを公開している