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今、手元に実績を記録した在庫データと入荷データがあるのに、Tera計算で在庫データと入荷データを算出するのは意味がないという意見がある。
著者はデータ提供者に対して、「在庫データと入荷データが出荷データに対して、物量がどの位置付けに有るか」を説明し、データ提供者と共通の認識のもとに入荷量・在庫量を算出しなければならないと考えている。
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第2項 在庫量推定 |
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出荷データから在庫量を計算する方法は前項で述べた。 Tera計算では、バラ出荷のB行I_Dランクの出荷アイテム数に出荷していないアイテム数を加算している。 また、保管スペース計算時は上記計算の1.1倍(Tera設定)物量として計算している。 |
第1項 在庫の平均と安定時運用在庫の違い |
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左図はtera計算2の在庫量推定画面のフローである。 在庫とは、出荷のために事前に入荷し保管保管している商品、在庫量はその物量。 計算例で説明する。下記の図で出荷数10個/日とすれば、「最大在庫=出荷数*最大在庫期間=10*8=80個」 Tera計算の在庫計算は在庫の平均ではなく、下記の安定運用時在庫の計算を行っている。 注:安定運用時在庫はTera 計算説明のために使用した用語で在庫用語ではない。また、在庫の平均も在庫用語の平均在庫と意味が違う。在庫用語の平均在庫は他の書籍で確認頂きたい。 |