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| ABC分析は,出荷データを高流動から低流動へ並べを3分割でしているからABCなのだが、実務経験上もう少し分轄数が多い方が物流機器の検討がしやすいと感じていた。 Tera計算はABC分析と同じ考え方で区分を5ブロックにしている。 Tera計算はこの集計方法を従来計算と呼んでいる。 |
| ABC分析(参考)画面 |
![]() ABC分布を各アイテムの金額で表現している場合がある。 仕入れや営業部門では貴重な集計となと思うが、システム設計では参考資料でシステムを決める根拠としては薄い。 |
左記表は、参考としてABC分析を表示している。 表は、パレート図を表示するためのアイテム集計のソート順位表。 ケース出荷とベラ出荷は別々に集計している。 |
| 従来計算計算画面 |
![]() 出荷データにはケース容積データはあるがケース寸法の概念がない。 「ケース容積イメージ」は縦5、横4、高さ3の比率でケース寸法をイメージしている。 ケース容積を算出しているということは、別データとしてケース寸法データは有るので、ケース寸法データと出荷データをリンクすればアイテム個々の寸法を解る。Tera計算ではケース寸法データが手元に無いとしてケース寸法を推定している。 ケース出荷とバラ出荷は保管方法や作業方法が異なる。 上記、全データ集計画面では、ケース出荷とバラ出荷の区分がされていないので、機器の割り付けは出来ない。システム設計としては参考データである。 |
左記表「出荷データ集計」は全出荷データを項目単位に集計したものだが、出荷データには無い項目、ケース換算、PL換算、容積換算及び重量換算を追加集計している。 ラジオボタン「比率%」は全出荷データを100%としたときの各出荷日の比率を表している。 この出荷データの出荷先及びアイテムの合計値は日々重複して出荷している累計値である。 出荷データの出荷先数518、アイテム数は4594(表した記載)。 「グラフ」は出荷日2022/05/10 表示1は出荷先、アイテム、行数 表示2はバラ数とケース換算 表示3はPL換算、容積換算、重量換算をを表示している。 「全データ集計から見た特性」として ケース入数1から120と非常に多岐にわたる。 |
| 従来計算(ABC分析応用) |
![]() 上記表はケース出荷・バラ出荷の区分が出来てかつランク分けが出来ているので容易に設備機器を割り付けることが出来る。 保管設備の割付は、全データの平均をを使用(第3章 Tera計算1_出荷データ分析、第2節 出機器設備の割付を参照)して、アイテム集計を使用する。 CPLI_A1とCPLI_A2を組み合わせて電動棚にする、もしくはCPLI_A2とCPLI_Bを固定棚するなど、5ブロックに分轄することで割付の柔軟性が出る。 |
左記表は、「Tera計算1_出荷データ分析」に表示されている表である。 この表はケース出荷を抽出して集計、バラ出荷も同様の集計が可能。 ABC分析を3分割ではなく5分割にして集計している。 各ランクのアイテムがどの程度出荷されいるか、バラ数だけではなく換算値も含めて確認することが出来る。 この集計は、EIQマトリクス表と同じ区分をしているので、集計結果はEIQマトリクス表と同じになる。 |
| 出荷単位別集計画面 |
![]() 全データ集計の説明で「ケース出荷とバラ出荷は保管方法や作業方法が異なる」と書いたが、「ケース出荷とバラ出荷は「物量でも保管方法や作業方法が異なる」 ケース出荷とベラ出荷の区分集計では機器の割り付けは出来ない。システム設計としては参考データである。 |
表の見方は従来計算計算画面と同じ。 ケース出荷とバラ出荷に分けて集計している。 通常はケース出荷するレコード(出荷データの行)はケー単位の出荷をする。バラ出荷も同様。 まれに、1レコードで1ケースとさらに追加して3バラ数と言う出荷がる、 ケースバラ出荷はこの出荷を指している。 このケースバラ出荷は1レコード2出荷、ケース出荷1、バラ出荷1として、ランク計算時にケース出荷およびベラ出荷に組み込まれる。 注: ランク集計後はケースバラ出荷の数値は出てこない。 |